ニューヨーク~入国編~



こんにちは、

精神科医の諸藤えみりです。



1人でニューヨークに行く。


朝5時起床。

始発で最寄空港まで行く。

朝イチの便で羽田へ。




国際ターミナルに移動し、

出国手続きを終えて機内に。


バタバタしすぎて

不安になる時間なし。


離陸して、ほっと一息。




仕事や家事、

脂質を抑えた食事から

解放される。



何もしなくていい時間。

好きな本を読み、

自由に過ごす。




自分がたくさんのものに

追われていたことに気づく。


「脂質たっぷりの食事を

バンバンしちゃうもんね!!

アメリカは治外法権!!」

と、意気込む。





約12時間のフライト。


着陸後、入国審査。

朝早い便だったからか、

並んでる人は少ない。


2時間待ちを覚悟してたけど、

意外に早いのでは?



が、

そんな期待は

見事に打ち砕かれる。

審査官が厳しい。



先に質問を受けている

ほかの日本人を見ると、

わたしと同じくらい

英語を話せないっぽい。


数々の質問に

しどろもどろ答えている。


審査官は答えるまで待っている。

1人にかける時間が長い。




えー?!?!

『この人英語話せないんだな、

仕方ない、行ってよし。』

にならないの?!


数年前にオーランドに行ったときの

入国審査と違うやん、、、




オーランドの入国審査官

「(開口一番歌い出す)

サ・ッ・ポ・ロ・イ・チ・バ・ン♪」


わたし「???」


オーランドの入国審査官

「サ・ッ・ポ・ロ・イ・チ・バ・ン!

(次歌ってのニュアンス)」


わたし「味噌ラーメン♪???」


オーランドの入国審査官

「OK!!」


わたし「?????」


こんなんで入国できたのに。




いよいよわたしの番。

しかめっ面の審査官。

テヘペロが通用する雰囲気ではない。


・なんの目的で来たの?

・アメリカに友人はいるの?

・名前は?住所は?

・何日滞在するの?

・何日に帰るの?

・友人にお土産はある?

・所持金はいくら?

・日本で働いてるの?

・なんの職業?


めちゃくちゃ聞かれる。

何とか答える。




職業の質問で

「Doctor.」と答える。


「Wow!!Eye? or 

ペラペラ?(読解不可能)」


と、今まで不機嫌だった審査官が

なぜかテンションだだ上がり。

何科かを問う質問をしてくる。


精神科って英語で何て言うんだっけ、

ヤバい、ド忘れした。

(正解はPsychiatrist)

えーと、えーと、




テンパった私が出した単語は

「Heart!!(心です!!)」


審査官

「Oh!!

ナンチャラカンチャラ!!」


あ、これ伝わってないやつ。

心臓だと思ってる。

循環器ってCardiologistだけど、、、

ま、いっか❤





で、無事入国。


ドキドキの質疑応答を終え、

他のブースを見る。


わたしより先に他のブースに入った

日本人女性2人組が

審査官とまだ格闘してた。


分かる、分かるよ…

困りますよね…

頑張ってください…


と、心の中でエールを送る。




スーツケースも無事出てきており、

ゲートから出て友人と合流する。



続く❤







精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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