物欲は朽ちる
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
わたしは欲しいものがあると
自分に与えるようにしています。
なぜなら、
買い与えることで
渇望感がなくなるからです。
わたしはお洋服が好きです。
学生時代は
自由に使えるお金は少ないです。
我慢するしかありません。
買えないから
よけいに欲しくなります。
欲しくてたまらない気持ちに
封をしていました。
研修医になり、
お給料をもらいます。
今まで我慢していた分、
バンバン買いました。
周りの同期から
「買いすぎじゃない…?」
「お給料以上に買ってない…?」
と、心配されるくらい買いましたw
いい買い物をすることもあれば
失敗することもあります。
買って1度も着ない服もある。
今振り返ると、
渇望感を埋めるために
買っていたなと思います。
買い与えることで
昔のくすぶっていた気持ちが
昇華されたように感じました。
今でもお洋服は好きです。
でも、
そんなに数は買いません。
好きなものを少し。
大切に着ています。
これは『量』を
体験したから分かること。
「量」を経験したから
「質」が分かる。
数を与えることで、満足する。
欲望は朽ちる。
渇望感から卒業できる。
このプロセスはわたしに必要。
気持ちを満たす。
さっさと終わらせる。
満足すると、欲しくなくなる。
渇望感から買うものと
満たされてから買うものは異なる。
気持ちが満たされると
行動が変わる。
行動が変わると人生だって変わる。
だから
まず心を満たす。
わたしの場合ね!
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