「どうやったら自己肯定感が上がりますか?



こんにちは、

ドクターかよです。



カウンセリングに来られている方から

質問されました。



「どうやったら

自己肯定感が上がりますか?」



え?

そんなの私が教えてほしいよ、、、笑



今日は自己肯定感の上げ方の

お話です。





「自己肯定感」とは

自分自身の価値や存在を

肯定する感覚ですね。



「自己肯定感」の下には

「自己受容」があります。





「自己受容」とは

「いいところも

ダメなところも含め、

自分は自分であって大丈夫。」

というものです。



例えばです。

「成績優秀な私はいいけれど

勉強ができない私はダメ」

だと自己受容とは言えません。



あっちの自分はいいけれど

こっちの自分はダメと

分けている状況ですね。



「勉強ができなくても

私は存在していい。」

と、まるっと自分を認めると

自己受容は進んでいると言えます。



自己受容とは

ありのままの自分、

自分を構成するすべてを認めること。



自己受容を土台にして

「私は素晴らしい。」

と肯定するのが自己肯定感です。






話は変わりますが

私の自己肯定感は

死海(世界で1番低いところ)くらい

低いです。



低さが分かるブログはこちら↓



心の癖で

「私ごときが…」

がちょいちょい出ます。



この方も

友人と遊んでいるときに

「私なんかと一緒にいて

楽しいのかな?」

「私は遊んでもらっている。」

と思うそうです。

(めっちゃ気持ち分かる~!!)



このような方にオススメの

自己肯定感の上げ方は

「自分との約束を守る。」

です。



毎日これをやると決めたらやる。

これが1番早いかもしれません。



約束は簡単なものでいいです。

難しくなくていい。

守れて続けられそうなもの。



たとえば

私の恩師は

毎日ラジオ体操をするのを

自分との約束にしているようです。



私の場合は

毎日歯磨き前にフロスをすること。

(ショボ~笑)


面倒なときもあるけれど

毎日必ずやっています。



ショボくていいのです。

「朝に温かいものを飲む。」

とかでもいい。



自分で決めたものをやらないと

また自分を責めますからね。



ルーティーンを決めて

コツコツやる。



自分で決めたことを守ると

自己肯定感は上がります。





ここで大切なのは、

自己肯定感の前に

自己受容があるということです。



自己受容した次に

自己肯定感。


自分を受け入れることも重要です。



自分との約束を守りつつ

どんな自分も認める。

責めない。





この方に

「毎日できそうなことある?」

と聞いてみました。



「うーん、ネイルかなぁ。

ネイルが好きだから

指先のケアは毎日できる。」



いいですね。

むしろ私のネイルもして笑



この方が

気兼ねなくお友達と遊べるのを

見守っています。







精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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