スレッズより



外来に来られた患者さん。

「こんなに穏やかに

過ごせる日が来るなんて。」

と言われていた。



よかったですねぇーーーー!!!!

と、心の底から思う。


私がアレコレしなくても

時が来れば良くなる。


私のやることは、

患者さんの症状が

なかなか良くならないとき、

つまり

先行き不明の霧の中にいるときに

一緒に耐えること。



医師が患者さんを治すのではない。

私は霧で道が見えなくなっている

患者さんに

「そっちじゃないですよ、

こっちですよ。」

と示すだけ。



良くなる力は

患者さん自身が持っている。

私はそこを信じる。



精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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