結婚式を挙げてみたい➁



こんにちは、

精神科医の諸藤えみりです。



昨日の続きです。

良ければ昨日のブログから

お読みください。



結婚生活が不安だったわたし。

気づけば

数年経過していました。



夫婦仲もよく、

「あれ?わたし、

この人と添い遂げられるかも?」

と思うようになりました。



夫は

「今からでも指輪を買うよ。」

「結婚式を挙げる?」

と言ってくれます。



でも、欲しくない。

結婚式を

「やる!」と即答できない。


必要ないと思っていました。




それなのに

ふと悲しくなる。


自分の気持ちが分からない。





恩師のこの話をしました。


恩師は

「やってみれば?」

と軽い一言。



「指輪を見に行ったり

式場で話を聞いてみたりしたら?


実際に行動してから

決めたらいいんじゃない?


これがトライ&エラー。」



恩師は続けます。


「理由は分かる。

縛られたくないんだよね。


『あなたはこうだ』

と、決定されたくない。

自由がなくなると思ってる。


これは両親の時代の考え方。

「妻は夫の所有物」

という考え方。


夫をたてるため

・我慢しなければいけない

・日陰の存在でいなければいけない

というもの。


結婚すると

『自由を諦めなくてはいけない』

と思っている。


だから結婚の象徴の

指輪や式を敬遠する。」





ビックリしました。

本当にその通りだったので。


そんな思い込みがあるなんて

気づかなかった。




わたしは縛られるのが大嫌い。

息ができなくなる。

自由にさせてほしい。



恩師は、

「これからの時代は違うよ。

夫は夫、妻は妻。

独立した立場だからね。」

と、言ってくれました。




恩師の言葉を胸に、

指輪を見に行きました。



たくさんお店に行き

楽しかったです。


指輪を購入し

毎日つけています。



買って思ったことは

「なんでもっと早く

買わなかったのだろう。」

という気持ち。



指輪が視界に入るたびに

幸せな気持ちになります。


あんなに抵抗していたのに。



結婚指輪で味を占めたわたしは

結婚式も挙げてみたいと

考えるようになったのです。



長くなったので明日につづく。






精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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