結婚式を挙げてみたい③完結
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
昨日の続きです。
よければ1/3のブログから
お読みください。
結婚指輪を購入し
気をよくしたわたし。
挙式したいと考え、
先月見学に行き
式場を決めました。
日時を決め
友人たちに来れるかどうかを
連絡したのですが、
怖い!!
なにが怖いって、
友人の時間や労力、お金を
わたしのために使ってもらうのが
怖い。
わたしの結婚式のために
はるばる来てもらうのが
申し訳ない。
わたしは
お誕生日会や送別会などで
何かをしてもらったとき、
「ありがとう」
よりも
「すみません」
が先に出るタイプです。
友人たちの結婚式に行くのは
大好き。
でも
いざ自分の番となると困るのです。
「わたしはそこまでしてもらう
存在ではない。」
が出てきます。
拒否反応で
愛を受け取れない。
友人たちに連絡したものの
生きた心地がしません。
来てもらうのは申し訳ない。
でも来てほしい。
もし断られたらどうしよう。
感情がぐちゃぐちゃ。
ハラハラしていると、
たくさんの友人たちから返事が。
「結婚式するのを待ってたよ!」
「おめでとう!」
「招待してくれてありがとう!」
「会社クビになってでも行く!」
と、
祝福が返ってきました。
特に
高校時代の友人たちの
返信が早かった。
高校時代のわたしと言えば、
進学校だったから
誰よりも勉強ができないといけないと
思っていました。
「勝ちたい。」
気持ちが強かった。
休職してつらかったとき、
みじめな自分を見せれず
疎遠になりました。
それでも
みんなはわたしを待っててくれた。
涙が止まりませんでした。
わたしはなぜ
肩肘を張っていたのだろう。
友人達はこんなにも優しいのに。
臆病者のわたしは
愛されるのが怖いです。
愛されなくなったときに
つらいから。
あったものが
なくなるのは耐えられない。
愛されなくなるくらいなら、
傷つかないよう
最初から
愛を受け取らないことを
選択してしまうのです。
でも
本心では愛されたい。
人を信じたい。
結婚式を挙げると決めて
よかったです。
たくさんの愛に気づけました。
みんな、
快い返事をありがとう。
当日は
笑顔の絶えない式にするから
楽しみに待っててね。
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