脳と腸のためにセロトニンを出す



こんにちは。

精神科医の諸藤えみりです。



昨日はセロトニンが

脳と腸に大切と説明しました。


では、セロトニンを分泌するには

どうしたらいのでしょうか。





セロトニンの分泌量を増やすには、

歩行、咀嚼、呼吸などの

リズム性運動が効果的です。

Wakayama K et al.(2002)



歩行は

少し息があがるくらいの早足で。

咀嚼は意識してよく噛む。

呼吸も大事ですね。


意識して

ゆっくりとした

深い呼吸をしましょう。




わたしが休職していたときの話です。


つらい気持ちを紛らわそうと、

ポ〇モンGOをして

歩き回ってました。

(ピ〇チュウを乱獲してた。)


ポ〇モンGOをすることで

セロトニンが出て

メンタルに良かったのかも笑




太陽光を浴びることも大切です。

Ramon F et al. (1993)



気分が落ち込んでいる

患者さんに

「日光を浴びてくださいね!」

と、お願いしています。


意外と

「カーテンを閉めっぱなしでした。」

の返答が多いです。





セロトニンは必須アミノ酸の

トリプトファンから合成されます。


トリプトファンは

体内で合成されません。

食物から摂取する必要があります。



食品としては

バナナ、赤身魚、

豆腐や納豆の豆製品、

卵、ナッツなどがおすすめです。

(文部科学省 食品成分データベース)



トリプトファンから

セロトニンを作る過程で

ビタミンB6が必要です。


ビタミンB6も摂りましょう。



カツオやバナナは

ビタミンB6も多いですよ。





セロトニンは9割以上

腸で作られるので、

腸内環境を整えることも大切です。



色々言いましたが、

ポ〇モンGOがすべてを

解決してくれる気がしますね…

(日光を浴びながらの歩行)


ポ◯モンは世界を救う!



できることから

取り入れてください❤


精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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