親しい人を切り捨ててしまう

こんにちは。

精神科医の諸藤えみりです。

今日はわたしの過去の話です。

大切にすべき人たちを

大切にできなかった話です。

昔は今の比じゃないくらい

嫌われるのが

怖かったです。

友人に誘われると断れない。

断ったら嫌われそう。

「いいえ。」と、言えない。

行きたくなくても

行くと返事をしてしまう。

家族との先約があっても、

友人の誘いを優先してしまう。

何度か約束を

キャンセルしたときに

家族に言われました。

「あなたって、

親しい人を切り捨てるよね。」

ショックでした。

でも、その通りでした。

「家族は

わたしを嫌わないだろう。」

と、高をくくっていました。

雑に扱っていました。

1番大切にしなくては

いけない人たちなのに。

過去のわたしは

大切にすべき優先順位を

分かっていませんでした。

自分を大切にするって、

自分のすぐ近くの人たちも

大切にするということ。

どうでもいい人たちを

大切にすることではありません。

その一件以降、

行きたくない誘いは

断るようにしました。

空いた時間を

大切な人たちと過ごす。

嫌われる・嫌われない

から離れた世界は

安心しかありません。

もし、

行きたくない誘いを

断れない方がいらっしゃったら、

心に聞いてみてください。

「嫌われたくないその人は

わたしにとって大切な人？」