いろんな側面の自己を持つ



こんにちは。

精神科医の諸藤えみりです。



わたしたちは色んな自己を

持っています。


職場での自分。

恋人の前での自分。

両親の前での自分。

趣味での自分。など。



ぜんぶ違いますが、

どの自分も大事ですよ

って話です。


自己を使いわけることで

バランスが取れるのです。





わたしは働いているときは

真面目です。



実家に帰り、

ペットのにゃんこを見ると

「あら~、かわいいでしゅね~。」

と、赤ちゃん言葉を

話してしまいます照


はたまた

趣味仲間の前では

ざっくばらんな態度。



ぜんぶ違うのですが、

ぜんぶわたしなのです。

その場に応じて使い分けています。




もし、

1つの自己しかないと

どうなるか。


たとえば、

わたしは学生で

勉強第一の自分しかいないとします。



この場合、

勉強ができないと

「自分はダメだ…」

となります。



もし部活や趣味、家族があると

「勉強はダメでも

こっちの自分がある。」

と、比重を変えられます。



勉強面での自分が不調でも

他の自分が元気なら

ストレスは減ります。

バランスを保てるのです。





わたしたちには複数の自分がいます。

対人関係や環境によって

使い分けています。


使い分けることは

悪いことではありません。

どれも自分なのですから。



この自分は好きだけれど、

この自分は嫌い。


こんなときもあると思います。



まずは好きな自分を

大事にしてください。


好きな自分を増やしていく。

そうすることで

嫌いな自分に目を向ける頻度が

少なくなります。






精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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