過去の自分が現れて困ってます(私の話)



こんにちは、

ドクターかよです。



今日は

過去の自分とそっくりさんが現れて

悶絶している私のお話です。



今回学ぶべきことは

「気に入らない人がいても

フォーカスしすぎない。」

ということ。



なぜなら

フォーカスするということは

嫌な感情を

ずっと持ち続けることだからです。






最近、

過去の自分に似た人が現れました。

黒歴史の自分です。



「私若いでしょ、

可愛いでしょ、

こんなの買えてすごいでしょ。」

とアピールしています。



完全に過去の私と一緒なのです。

休職する前の

天上天下唯我独尊モードの私。


「私、チョー最高❤」

とマウントを取りに行ってた私。

(ホント過去の自分を

ビンタしたい泣)



見ていて

「あちゃー😫」

と、いたたまれなくなります。

「もっと謙虚になれ!!怒」

と腹も立ちます。



ネガティブな感情が頭から離れず

どうにかしようと

困っていました。





私が

どのような状況になっているかを

説明します。



まず、

過去の自分のそっくりさんが

目に入ると

嫌な感情になります。



この嫌な感情に

フォーカスしすぎているんですね。



嫌な感情は気持ちが悪いから

「何とかしたい」

「常にいい気持ちでいたい」

と考える。



嫌な気持ちを

どうやって消し去るかしか

考えていないから、

逆にどんどんフォーカスが

当たってしまうのです。



「嫌な気持ちを消す」

「嫌な気持ち探し」

でもあります。



掃除で

ゴミを探すのと一緒ですね。



なので、

どれだけ感情を客観視できるかが

重要になります。



「うわ~、

過去の自分、痛いな。」

と、思う。

それで終わり。以上。



嫌な人がいても

フォーカスしすぎないこと。



なぜなら

フォーカスするということは

嫌な感情を

ずっと持つということだからです。



何とかしようとすればするほど

嫌な感情で

頭の中を閉めてしまいます。



「嫌なやつだな。」と思う。

と、同時に

「さよなら。」

とその感情を捨てる。





生きていれば波はあります。

いい日があれば悪い日もある。


嫌な気持ちのときもあるし、

ハッピーな気持ちのときもある。



波があって当たり前なのに、

私は

感情の浮き沈みに

フォーカスしすぎてしまいます。



ネガティブな感情になったら

すぐに何とかしたくなる。



根底に

「ネガティブな感情を持たないのが

正しい生き方」

の思い込みがあるのでしょうね。



「気分がいいことがすべて」

としています。



ネガティブな感情にはなる。

なったとしても

感情を客観視すればいいだけ。

振り回されない。





皆さんも生きていると

過去の自分を

あちこちで見ると思います。



このとき大切なのは

感情が多少ブレても

過去の自分を

受け入れるかどうかです。



私の場合は

受け入れていませんでした。

むしろ

「過去の自分、許すまじ!!」

と、戦おうとしていました笑



「今の自分でよかった。」

となるためには

黒歴史が必要だったんです。



「黒歴史があったから

今の自分がいる」

ということを

再確認しないといけないですね。



過去の自分を見て

ネガティブな感情が出てきても、

「そんな時代もあったよね。」

と冷静にみる。



たまには

「こ、こいつ…怒怒怒」

とも思う笑



この繰り返しで

黒歴史の自分も受け入れたいです。





精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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