普通が眩しい



こんにちは、

ドクターかよです。



最近参ってます。

メンタルが参っている。



夏期休暇でヨーロッパに行った。

めちゃくちゃ楽しかった。

でも疲れた。



肉体の疲労と

仕事復帰まで

少し時間があり暇だったのとで、

完全にアウトなことを

考え始めた。

(このまま隠居して

引きこもろうかな、、、などw)



連日雨だし

しばらくはアンニュイかよたんで

世を憂おうかなと思っていた。



が、

仕事復帰したら

多忙で一気に目が覚めた。

世を憂いてる場合じゃない!!





こういうメンタルが参っているときに

ひょっこり顔を出す思いが

わたしにはある。



「普通になりたかった。」



普通に働いて

普通に結婚して

普通に家を買って

普通に子どもを2人出産して

普通にお母さんをして

死にたかった。



今世、半分叶って

半分は叶わなさそうだ。





先日、わたしのYouTubeが

大学病院の上司にバレた。

(なぜこの弱小アカウントが

ばれたのかは不明😂)


大学病院で働いている

バリバリの医師から見ると、

特殊な働き方をして

SNSで発信するわたしは

理解不能なのだろうなと思う。



「SNSで発信して

変に思われないかな、

発信する暇があるなら

もっと働けと思われないかな。」

も出てくる。

(SNSで発信している医師は

少数派だから。)





あーだこーだ頭の中で考えて

行き着く先は

「何を今さら」。


何を今さらって感じ。



これだけ普通から

かけ離れた道を歩いていて

今さら戻れると思うのか。




大学病院の先生の目を気にして

SNSでの発信を

やめるとする。

わたしはそれで本当にいいのか。


他者の顔色を伺いながら生きても

誰もわたしの人生の責任を

取ってくれない。





昔はいつでも

「普通」に戻れる距離で

人生を歩いていた。


ちょっと雲行きが怪しくなったら

「わたし、普通ですけど?」

のすました顔で

普通に戻っていた。



今は戻れない距離にいる。


逆にその方が

諦めがついて楽かもしれない。

腹を括って前を向ける。




それでもやっぱり

たまに後ろを振り返る。



普通になれないから、

普通が眩しい。


                                                                                           






精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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