友人を選んでもいい?



こんにちは、

精神科医の諸藤えみりです。



昨日は友人たちに

久しぶりに会いました。



気の合う友人たちと

顔を合わせて

おしゃべりするのは

楽しいですね。



「誰と一緒に過ごすのか。」

は重要です。



なぜなら、

わたしたちは

一緒にいる人にどうしても影響を

受けてしまうからです。





わたしは過去、

誰とでも

仲良くしなければいけないと

思っていました。



例えば

ずっと愚痴を言う人、

マウントを取ってくる人、

そんな友人でも一緒にいました。



会ったあとに疲弊する。

苦しい。

でも、断れない。


そして、

嫌われたくない。



なぜわたしがこの現状を

打破できたかというと

「家内安全」

の言葉からです。



「え?いまさら家内安全?」

と思われるかもしれません。



が、わたしは

知っていたつもりで

理解していませんでした。



家内安全とは、


「家族が安泰で災厄がなく、

安定した精神に活力がみなぎり、

健康で過ごせること」


です。



つまり、

まず自分や家族が大切です。



そのあとに

友人や会社での人間関係。



この優先順位を

分かっていませんでした。



自分を後回しにし、

気の合わない友人たちを

優先していました。





コロナになり、

本当に仲のいい友人としか

連絡を取らなくなりました。


なにも問題はなかった。



友人の数が減っても

さみしくなかった。




わたしたちは一緒にいる人の

影響を必ず受けます。



悪口を言う人のそばにいて

楽しいですか?

疲れませんか?

心がささくれませんか?



我慢する友人とは

離れましょう。



さみしいかもしれません。


自分を置き去りするほうが

もっとさみしい。





まず自分。家族。

そして、

一緒にいる人を選ぶ。



自分が相手を選ぶ。

逆に自分が選ばれないときも

あるかもしれません。



選ばれないと悲しい。



それでも

自分を優先するのです。




精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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