自信のなさを物で埋める
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
最近ジュエリーが欲しくて
仕方がありません。
わたしにとっては高価なやつ。
物欲が止まらない。
なんでここまで欲しいのかな。
紙とペンを持って
気持ちを書き出してみました。
(※画像はイメージです笑!
こんなダイヤモンド夢のまた夢)
自分に質問し、
頭に思い浮かんだ答えを
紙に書いていきます。
(何で買いたいの?)
「買ったことがないから
買ってみたい。
買ってどんな感情になるかを
知りたい。」
ふむふむ。
自分との対話は進みます。
(高価なものでなくてもいいのでは?)
「嫌。
皆が知ってるブランドで、
高価なのがいい。」
(何で?)
「満足感を得たい。
高い物を買って自分を労いたい。」
ここまで答えは出たのですが、
まだドンピシャじゃない
気がする。
さらに気持ちを書き出すと、
「皆が知ってるブランドの
高価ものを買って、
わたしはすごいんだと
アピールしたい。」
というのが出てきました!!
ガーーーーーーーーーン
何だこりや。
恥ずかしいのにも程があるぞ。
高価な物を買わないと
私はすごくないのか。
そのままの私だとダメなのか。
分かった!!
劣等感が刺激されると
高価な物を買いたくなる。
つまり、
私そのものじゃ自信がないから、
高い物を買って
私はすごいんだと言いたい。
自信がないから物に頼る。
へー、ふーん、
こんなこと思ってたんだ私。
高価な物を買う経験はいいけれど
それは本当に欲しいもの。
自尊心を埋めるために
買うのは違うかな。
それだと
1個買っても満たされなくて
もっと欲しくなるから。
物欲の正体が分かって
スッキリしました。
心の奥底で思っていることを
知れて嬉しい。
高い宝石を買わなくても、
「わたしはそのままで素敵だよ。」
と、ヨシヨシしようと思います。
物に頼らない。
わたしはわたしで勝負する。
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