その考え方はなかったわ
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
の続きです。
尊敬する人から注意されて
約2週間、
傷も癒えたかな
と思えるほどになりました。
あるとき、
同志に出会いました。
同志をAさんとします。
Aさんも
わたしを注意した人から
指導されたというのです。
Aさんは
自分の書いた文章を
人前で直されました。
それで
気づいたことがあるようです。
Aさんは言います。
「わたしは小さい頃、田舎で育った。
学校の数は1つしかなくて
生徒もほとんどいなかった。
自分のできていないことを
皆の前で晒される経験を
したことがなかった。
初めて気づいた。
大人になってこんな経験を
させてもらうのってない。
ありがたい。」
ありがたい?!?!?!
ウソォ?!?!?!?!
わたしに
こんな考え方はありませんでした。
わたしだったら、
「『間違っているよ。』
と注意される経験を得た。」
以上。
になるんですかね?
え~~~~~~~?!?!
そんなアッサリ
終われる?!?!?!
わたしの人生で
注意されるという経験は皆無です。
注意されないよう
生きていたので。
注意されないよう
「あれしなきゃ。」
「これしちゃダメ。」と
自分で自分にダメ出しをしている。
だから
他人からも注意されると
耐えられない。
こんなわたしが注意されるのは、
貴重な経験です。
どんなに感情が吹き荒れても
ただの1つの経験。
いい経験ができました。
それにしても
その考え方はなかったわー。
誰かに話を聞いてもらうと
新しい意見をもらえますね。
安心ももらえる。
1人で抱え込んで
どうしようもなくなったら、
誰か信用できる人に
話してみてくださいね。
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