行動力と感情のバランス
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
あなたにとっての
素敵な人とは
どんな人ですか。
私が考える素敵な人は
行動力と感情の
バランスが取れている人です。
なぜなら
どちらかが優位になると
自分の中で
ケンカが起こるからです。
たとえば。
行動力が感性よりも優位な場合。
気持ちを無視して
どんどん行動します。
本当はやりたくなくて心が
「嫌だ。」「つらい。」
と言っていても
無視します。
感情が抑圧されているのです。
結果、心が拗ねて
動けなくなることがあります。
(例:うつ病)
反対に
感情が行動力よりも優位な場合。
〇〇したいと希望が出ます。
行動しません。
そりゃ望みは叶いませんよね。
この場合、
決断力がなく
他人に依存的になります。
自分で行動せず
他人に〇〇してほしいと
期待します。
他人が自分の期待に
毎回応えてくれるとは限りません。
裏切られたと
拗ねてしまいます。
こうならないために
バランスが大切なのです。
私の中で
この2つがどう動いているかを
お話しますね。
行きたくない集まりがあるとします。
心が「行きたくない😥」
と言っています。
でも、断るのは怖い…
「断るのは怖いよね。」
「嫌われたくなよね。」
「分かるよ。」
と感情に寄り添います。
次に、
「行きたくないなら断ろうよ。」
と実際にお断りを入れます。
行動します。
(どんなに怖くても
行動することが多いです。)
このようにバランスが取れると
自分に誠実になれます。
自分の望みを叶えてあげる。
積み重ねることで
自分への信用度が増します。
「今、どっちが優位かな?」
と自分に聞いてみてください。
行動力が優位なら
嬉しいや楽しいの気持ちを
感じるようにする。
自分の感情を気にかける。
感情が優位なら行動してみる。
どちらがいいというのではなく
バランスが大切です。
積み重ね多分だけ
自分に誠実になれます。
是非意識してみてくださいね。
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