BLUE GIANTを見てきた!!
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
わたしの大好きなマンガが
映画化されたので見てきました。
『BLUE GIANT』です。
なぜわたしはBLUE GIANTが
好きなのか。
「熱いから。」
ただただこの一言に尽きる。
©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 石塚真一/小学館
世界一のジャズプレーヤーを目指す
宮本大。
感動的なストーリーや、
音楽シーンの圧倒的表現力で
“音が聞こえてくる漫画”
とも評されています。
第20回文化庁メディア芸術祭
マンガ部門大賞、
第62回小学館漫画賞
(一般向け部門)
など、受賞は多数。
コミックスのシリーズ累計部数は
890万部を超える
大ヒット作品です。
ネタばれになるから
言えないんですけど、
いやもう熱いんですよ。
心が揺さぶられる。
10代特有の青さが眩しい。
キラキラしてる。
こんなに一心不乱に
打ち込める何かがあるって
うらやましい。
映画中に私の心に残ったセリフを
ご紹介します。
(その場でメモできなかったから
間違えてるかも。)
大「決めたから。
世界1の
ジャズ・プレイヤーになるって。」
大「この人、
ジャズを信じてんだな。」
沢辺「世界1の
ジャズ・プレイヤーって、
具体的には?」
大「気持ち、感情のぜんぶを
音にぶつける。」
大「『音楽をやりたい』
って気持ちに、お前、
『ノー』って言うの?』
平「全力で自分をさらけ出す、
それがソロだろ。
内臓をひっくり返すくらい
自分をさらけ出すのがソロだろ。
君はソロができないのか?」
沢辺「でもさ、普通言うか?
あそこまで、言ってくれるか?
あの人、いい人だな…
やっぱスゲエな、この店…」
由井「若く熱いプレイヤーのことを
ブルージャイアントと呼ぶ。
あまりに高温のため
赤を通り越して青く光る巨星。
あのライブは
とても青かった。」
我を忘れて
音楽に打ち込む主人公たち。
カッコ悪くても、
うまくいかなくても、
めげない。
彼らの
必死な姿、もがく姿は
美しい。
彼らのこんな姿を見せられたら
「じゃあ、
わたしはどう生きるの?」
と、自分に問わざるを得ない。
彼らのライブ、ステージは
わたしにとっては診察室。
わたしの知識や技術を
彼らみたいに出し切る。
これまで培ってきたもの、
すべてを毎回出し切る。
わたしを表現する。
出し惜しみしない。
だって、
診察室は私のソロ。
ソロってのは、
内臓をひっくり返すくらい
自分をさらけ出すものだから!
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