欲しいものを欲しいと言ってみる



こんにちは、

精神科医の諸藤えみりです。



欲しいものを欲しいと言えてますか?


わたしは言えていません。

怖くて言えない。


今日はそんなお話です。




わたしが欲しいもの。

ブログへの「いいね。」です。



記事が良かったとき。


ブログにいいねボタンはないので、

リンクを貼った

インスタのストーリーに

いいねをしてほしい。

モチベーションになるから。




でも、言えない。


もし、

「いいねをしてください!」

と言って、

なんのリアクションもなかった場合、

悲しいし傷つく。


だから

欲しいものを欲しいと言えません。






この前

外来に来てくださった

女性の方がいます。

独身です。



「今さら恋人ができてもねぇ。

1人が気楽。

仕事もあるし。」

と仰っていました。


でも、

よくよくお話を聞くと

「1人は寂しい。

誰かと楽しい感情を共有したい。」

が望みでした。





欲しいものが手に入らないと

悲しいから、

夢がかなわないと

傷つくから、

言い訳が始まります。



わたしの場合

「みなさん忙しいと思うし、

いいねをしてもらうのは

申し訳ない。」

と、謎の謙虚さが出ます。


理由をつけて

見ないふりをします。




自分に嘘をつくから

本当の気持ちが分からなくなります。


欲しいものは

欲しいと素直に認める。

自分の気持ちを抑圧しない。




ここで

勇気を出して

欲しいものを欲しいと言ってみます。


「ブログ読んでこの記事いいなと

思ったら、

インスタのストーリーの

いいねボタンを押してくれたら

嬉しいです!

♡のところです!

押してくださったら励みになります!」

(決意の太文字。)



あー言っちゃった🤣!!



「いいねが欲しい。」

と言うことで、相手に伝わります。

言われないと

相手だって分からないですよね。




この女性の方も

「恋人が欲しい。」

と、言うことで

周りも協力してくれるかもしれません。




自分の気持ちをごまかさない。

結局、

素直が1番ですね!




精神科医 諸藤(モロフジ)えみりの心のレッスン

精神科医のわたしが日々の思ったこと、感じたことを書いています。

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