友人の畑に行ってきた
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
高校時代の友人が
お野菜を作っています。
先週末、遊びに行ってきました。
↑これが友人の畑の一部。
一面サツマイモ!!
しかもわたしが1番好きな紅はるか🍠
焼き芋女としては興奮する。
↑麦わら帽子が似合う私。
(ド田舎出身)
わたしの同級生たちは
研究職や企業に勤めている人が多い。
農業をやっているのはこの友人だけ。
この友人、
大学卒業後は青年海外協力隊で
タンザニアに行ったり、
帰国後木こりになったり、
アメリカに行ったり、
わたしの想像のナナメ上を行く。
最近は
無農薬・無化学肥料で
お野菜を作っているらしい。
もらいに行ってきました。
↑無化学肥料でお野菜を作っている。
近所の工場で破棄される
お茶殻をまいて土を肥やしている。
微生物や菌類を生かした土づくり。
なぜ肥料がいらないのか。
なぜ農薬が必要ないのか。
説明してくれたのは
N(窒素)がどうちゃらこうちゃらで
ウンチャラカンチャラでした。
なるほど!!
ぜんぜん分からん!!
「高校で習ったやん!」
って言われたけど、
ビックリするくらい覚えてない。
化学の授業でそんなの出たっけ…??
え?てか、
ウチら農業高校だったっけ…??
(思わず方言に戻る。)
↑キュウリ🥒
↑トマト🍅
酸味だけでなく甘味もある。
甘味と言っても
砂糖のような甘味ではない。
お野菜本来の甘さ。
↑人参を収穫するわたし。
↑ちっちゃい人参🥕
↑すぐに食べちゃう。
思ったのは、
味が濃い!!そして甘い。
いつも食べてるスーパーの人参とは
味が異なる。
友人のお野菜は生命力に
満ち溢れている。
食べると元気になる。
命をいただいているって分かる。
↑これは里芋。
彼はしきりに
「食の安全」を訴えていた。
農薬を使わない野菜作りに
こだわっている。
「絶対に農薬は使わないの?」
と聞いてみた。
「そんなことないよ。
どうしても必要なときは使う。
たとえば、
俺らだって怪我や病気をするやん。
そのときに
薬を飲んだり
点滴を打ったりするでしょ。
それと同じ。
野菜が病気になったときは
使うよ。
滅多にないけど。
でもさ、
野菜が病気にならないために
最初から農薬を使うのは違う。
予防のために使うのは
違うってことね。
うつ病にならないために
抗うつ薬って飲まないでしょ。
病気になってから
内服するでしょ。
そんな感じ。」
なるほどね。
最初から農薬を使うのは
コントロールになるのか。
↑人参畑。
雑草は抜かないスタンスらしい。
(どれが人参でどれが雑草か
もはや分からない!!)
でもこれは抜かなさすぎた
って言ってた笑
無農薬野菜と言えば
高級なイメージだけど、
友人はスーパーで買える価格で
販売している。
「肥料代も農薬代もかかってないから
コストは抑えられる。
無農薬野菜が
当たり前の世界にしたい。
子育て世代が買える値段にしたい。
お金はあるにこしたことはない。
でも、
アフリカに2年いたからね。
ないならないなりに
生きていける。」
などと言う。
欲にまみれているわたしとは
大違い。
わたしだったら
こんな素晴らしいお野菜を作れたら
ブランド化して、
東京の一流レストランに高値で売る。
儲けたお金でお野菜御殿を建てる。
(こんなこと書くから
わたしの人間性が
疑われるんだよ…😇)
「なんでそんな
仙人みたいな考え方になったの?
わたしたちまだ30代だよ?」
と、聞いてみた。
彼は少し考えて、
「人と比べなくなったから。」
と答えた。
「兄貴が優秀で、
何をやっても叶わなかった。
兄貴と自分をいつも比べてた。
比べるたびに落ち込んだ。
だから比べるのをやめた。
自分のやりたいことに
集中することにした。」
なるほどね。
自分に集中できる人は強い。
そして、
自分を持っている人が作るお野菜は
やっぱ違うわ。
↑持って帰ったお野菜たち♪
ニンニクが嬉しい!!
国産ニンニクって
スーパーで買うと高い。
これだけあれば
毎日丸ごとニンニク焼きを食べれる🧄
ま、
友人が作ったお野菜ってだけで
格別ですけどね。
『誰から買うか。』
も意識した1日でした。
オマケ
↑これが彼。
顔隠してるけど、
いざ写真で見ると男前やな?!
意識したことなかった笑
また遊びに行く👍🏻
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