考えすぎたら体を動かす!!
こんにちは、
ドクターかよです。
今日は
「頭が不安でいっぱいになったら
とりあえず体を動かせ!」
という話をします。
なぜ
体を動かすことが大事なのか。
体を動かしながら
不安になることは難しいからです。
たとえばです。
カウンセリングに来られている
学生さんがいます。
(特定されないよう配慮しています。)
「不用意に言ってしまった一言で
人を傷つけたのではないか。」
「あのときああしておけば
よかったのではないか。」
と、答えが出ないことを
考え続ける。
ひどいときは
一日中考えていると言います。
考え出すと頭から離れない。
学校に行けない日が
続いていました。
しかし、
前回カウンセリングに来られたとき
「最近調子いいです。」
と言われました。
私は
「この方の
頭をほぐすのは手強いな…」
と思っていたので、
驚きました。
彼は
「最近アルバイトを始めたんです。
忙しくて考える暇がないです。
僕に合ってるみたいです。」
と、笑顔で言われるのです。
「家にいたときは
することがないので、
ずっと考えてました。
体を動かさないので
心も凝り固まっていたんです。
今は違う。
体を動かすと
些細なことが気にならないんです。
勇気を出してアルバイトを始めて
良かったです。」
と言われました。
なるほど。
私も同じような経験があります。
大学生時代、
当時交際していた相手と
お別れしたときです。
失意のどん底で、
授業をサボり家で布団をかぶって
じっとしていました。
そしたら頭の中は
楽しかった思い出やら
なんで別れたのだろうやら
過去の後悔で
ゴチャゴチャになりました。
(懐かしいな…)
「こんなんだったら
学校に行ったらよかったな、、、
気が紛れたな、、、」
と思った記憶があります。
動けるときは
動いた方がいいですね。
切り替えができる。
話は変わりますが、
運動が
不安やうつ病の改善に寄与し、
情緒の安定効果が期待されるという
論文は数多く発表されています。
有酸素運動が推奨されていて、
週3回、2~30分の
ウォーキングやジョギングが
効果的です。
運動は
幸せホルモンの
セロトニンやエンドルフィンの
放出を増大させるためだと
言われています。
(私も外来で
「体調がいい日は散歩してください!」
と口酸っぱく言っています。)
体からのアプローチも
覚えておきたいところ。
もし考えすぎて
どうにもならなくなったときは
体を動かしてくださいね♪
私も(ときどき)
ウォーキングしてます👟
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